Kiki Sukezane for FIERCIVE magazine with DSQUARED2 SS16 collection.
Styling: Ryoko Kishimoto @ WTokyo
Assistant Styling: Yuko Saitoh
Makeup & Hair: Carrie HM
Special Thanks: Garter Gallery
Kiki Sukezane for FIERCIVE magazine with DSQUARED2 SS16 collection.
Styling: Ryoko Kishimoto @ WTokyo
Assistant Styling: Yuko Saitoh
Makeup & Hair: Carrie HM
Special Thanks: Garter Gallery
日本には四季があり、それに伴い衣替えを行っていけばいい訳であるから、服装の変化はさほど難しくない。ゆえに服装のパターンが単調に陥ったり、マンネリ化してしまうことはないだろうか?
vol.6となる今回のテーマは春の装いについてである。例えば、コットンのニットを取り入れてみるのはどうだろう。ニットというとどうしても秋や冬を連想される方が多いかと思う。しかし実際、女性は春だけでなく場合によっては初夏くらいまでコットンのプルオーバーやカーディガンを巧みにコーディネイトに交ぜているが、男性が着用しているのは女性に比べて見劣りするような気がしてならない。
僕はコットンニットが好きでよく使っている。スカーフやストールを交えることで、より一層バリエーションに富む。寒ければインナーとして、暑ければアウターとして使えばいいのだから、春にはうってつけのアイテムである。加えて、冬に比べて色彩も格段に鮮やかになるため、視覚的にも楽しめるのが魅力的だ。
季節の話に戻るが、日本には梅雨という独特の時期があるため、春にニットを着用できる期間はかなり限られている。物は考えようだが、短所と思えるこの短い期間を、あべこべに長所として捉えることはできないだろうか。つまり、その時期にしか使えないものを楽しみながら日々の生活に取り入れるということである。海産物や野菜などの食べ物のように、その季節に旬を迎える時期ものは数多いが、これらを知り、楽しむことはなかなか粋だ。
横道にそれたが、上述したことを考えながら衣替えについて考えると、この春が随分待ち遠しい。今回は「BRITISH MADE」のアイテムを中心にして、僕なりに春をイメージしたスタイルも添えてみた。こちらも一緒に楽しんでいただけたら嬉しい限りである。
http://www.british-made.jp/stories/people/20160225004959
Model: Kenji Kureyama @ Bark n Style
Photographer: Jus Vun
Hair & Make-up: Carrie HM
Stylist, Text & Director: Shogo Hesaka